『おばゆりと小野小町』

こんにちは。小林です。
今日は、このあたりの地名の"言い伝え"をご紹介したいと思います。

ここは城山町川尻字小野という地名です。(現在は相模原市です)
言い伝えによると、小野小町が東北よりかたくりをこの地に移し植えたことから
小野小町にちなみ、"小野"という地名となったそうです。
この言い伝えの他にも、もう1つ『おばゆりと小野小町』というおはなしがあります。
そのおはなしというのは‥‥

むかし、城山町川尻という村にある日とても上品なおばあさんがやってきて
この村が大変気にいり、やがて住むようになりました。
あるときおばあさんは病気で寝込むようになってしまいましたが、
村人たちはとてもよくおばあさんのめんどうをみました。
ある日、村人の一人がいつものようにおばあさんの様子を見に行くとおばあさんの姿はなく、
近くを探すと、おばあさんは柿の木の下で息をひきとっていました。
村人たちは、この上品で優しいおばあさんが亡くなったのを悲しみ、手厚くほうむりました。
するとその後、このあたり一帯にめずらしいかたくり草が生えるようになり、
春先になると、それは見事に花を咲かせました。
村人たちは『この花はきっとあのおばあさんの生まれ変わりにちがいない』といい、
だれいうことなくその花を『おばゆり』とよぶようになりました。
それからしばらくして、このおばあさんはあの美人で有名な小野小町だったという噂が
都から伝わり、それ以降この地を小野とよぶようになりました。
小野小町にふさわしく今でも春先になると、まるで小野小町の生まれ変わりのように
それは見事に咲くということです。

‥‥というおはなしです。
小野小町を思い浮かべながら見るかたくりはまた違って見えるかもしれませんね。



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